経理能力、人員が足りない

経理能力や人手が足りない場合、対処方法は大きく分けると下記の二つに分かれます。
・社内でなんとかする
・社外の資源を活用する

【社内でなんとかする場合】

社内でなんとかする場合は、今いる人材を育成するか新規雇用するかなどして、人材を確保したうえで、
クラウド会計の導入や業務フローの見直し等により、分業の推進や業務の効率化を図る必要があります。
なお、新規雇用を考える場合は以下の点に留意が必要です。

●新人の人件費や育成期間及び離職のリスク
●人件費は、本人に支払う給与以外にもかかるということ

 例えば…
>法定福利費(月給の約15%程度)
>退職金への備え(平均的に月給の10%程度)
>賞与(月給の2~6ヶ月分)

1人雇用した場合の人件費実質負担額は、月給のおよそ1.5倍以上になります。
給与月額と実際の人件費負担額(賞与は月給の3ヶ月分で試算)をざっくり計算すると下記のとおりです。

 

 

 

 

【社外の資源を活用する場合】

社外の資源を活用する場合には、経理業務や給与計算業務、場合によっては得意先への請求業務まで外注するケースがあります。

社外資源を活用する場合、自社で人材を雇用する場合の人件費よりはコストが低くなるケースが多いです。また、お金と時間をかけて育てた人材が辞めてしまうリスクは抑えつつ、経理の情報をより効果的に経営に活用できるというメリットがあります。

社外の資源をどの程度活用するかについては、上記のコストやリスクを踏まえて
下記を基準に検討するのがよいと思います。
1.経営者に資金繰りや管理会計の知識がある場合
⇒帳簿の記帳のみを依頼する
2.経営者に資金繰りや管理会計の知識がない場合
⇒帳簿の記帳+月次での経営分析、資金繰りアドバイスまで依頼する

当事務所からの提案
当事務所は、お客様の業務フローを把握したうえで、個々に適合する業務効率化プラン(経理業務の効率化提案やクラウド会計の導入、経理業務の一部代行など)を提案し、必要に応じて関与していきます。初回相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。
無料相談で強引な売込みはおこないませんのでどうぞお気軽に(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しく1人雇うよりも低いコストで経理業務をおこなう方法(freeeを活用)